銀行が行うカードローンとはどのようなものか

銀行の役割   6月 22, 2016   銀行が行うカードローンとはどのようなものか はコメントを受け付けていません。


個人向け融資商品として一般的な存在となったカードローンは、消費者金融だけではなく信販会社や銀行も提供をはじめるなど、その普及にはいちじるしいものがあります。特に銀行の提供するカードローンは、その充実したサービス内容が魅力であり、借りる側にもメリットが大きいのが特徴です。今回は、そんな銀行系カードローンの特徴について見てみましょう。

カードローンとはなにか

そもそもカードローンとは、その名前の通り消費者金融や信販会社、銀行などの金融機関が提供するカードを利用するローンタイプの個人向け融資商品のことを言います。
カードを利用して予め契約した貸出枠の範囲でキャッシュディスペンサー(CD)や現金自動預払機(ATM)を通じて資金の借り入れ・返済できるのが特徴であり、一般的な融資商品とは異なり、保証人不要で申し込み・借り入れできるのが特徴です。
そのため、サービス提供会社が提携する保証会社による審査を受ける必要があり、その審査を通過しなければ申し込み・借り入れすることはできません。
また、延滞や貸し倒れなどの返済トラブルが発生すると、保証会社が金融機関に対して代位弁済をおこない、保証会社が債務者へ債権回収をおこないます。

これまでの個人向け融資商品では、学生や専業主婦、フリーターなどの定職に就いていない社会人が融資を受けることは信用上の問題から事実上不可能でした。しかしカードローンであれば保証会社の審査を通過すれば一定額の融資枠を付与される可能性は比較的高く、これらの信用(クレジットスコア)が高くない人でも手軽に申し込み・借り入れできるのが特徴です。
カードローンの返済方法は一般的にリボルビング払いであり、毎月の約定返済日に口座自動振替で返済する方法が主流ですが、この他にATMやリモートバンキングを利用しての繰り上げ・一括返済にも対応しています。

銀行系カードローンの特徴

このようにこれまでの個人向け融資商品と比べると格段に使い勝手が良いのが個人向けカードローンの特徴ですが、中でも銀行の提供する個人向けカードローン(銀行系カードローン)は、低金利と大きな借入限度額が魅力です。その特徴について見てみましょう。
銀行カードローンのもっとも大きなメリットとしては、下限・上限金利ともに消費者金融のカードローンと比べると低水準であり、低金利で借り入れが可能な点があげられます。
低金利であればそれだけ返済のときに発生する利息が少なく済み、返済の負担が少なくなるので、借り入れ・返済の負担が小さくなります。
借入限度額も消費者金融系のカードローンの限度額が最大でも500万円程度であるのに対し、銀行系カードローンでは、800万円や1,000万円の限度額とかなり大きな金額の限度額を設定している銀行カードローンもあるなど、無担保の個人向け融資の中では大口融資に対応しているのも特徴です。

このように消費者金融系カードローンと比べて使い勝手の良い銀行カードローンですが、その分申し込み・借り入れ審査が厳しいというデメリットがあります。消費者金融系カードローンは少額でも安定収入のある人に幅広く融資をするスタイルであるのに対して、銀行系カードローンは比較的生活にゆとりがあってきちんと返済してくれる人を融資対象とするスタイルと言えるでしょう。

銀行系カードローンごとの特徴は

一口に銀行と言っても、いわゆるメガバンクから地方銀行、ネット銀行まで様々な形態があり、提供するカードローンのサービス内容もかなり異なります。
主要な銀行のカードローンの申し込み・借入条件を比較してみると、

  • メガバンク…利率は比較的高く、借入限度額は低め。借入条件の制約は少ない
  • 地方銀行…利率は比較的低く、借入限度額は高め。借入条件の制約は多い
  • ネット銀行…利率は低く、借入限度額は高い。借入条件の制約は少ない

傾向があります。

おわりに

このように、カードローンの中でも比較的借り手に有利な条件が設定されているのが銀行系カードローンの特徴です。
条件次第では更に有利な借り入れも期待できるため、大きな資金を必要としているのであれば有力な候補の1つと言えそうです。

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